PROFILE

溝口肇 チェリスト・作曲家、プロデューサー。東京生まれ。

カラヤンをテレビで見て3歳からピアノを始める。
パブロカザルスが国連議会場での「鳥の歌」演奏をテレビで観たこともきっかけとなり、11歳よりチェロを始める。

中学・高校時代はロックバンドを組みキーボードを担当。コピーバンドとしてディープパープル、ビートルズなど様々なジャンルの音楽に接する。これらポップス、クラシックと様々な音楽の経験が、後の溝口肇の音楽性の「核」となる。

東京芸術大学音楽学部器楽科チェロ専攻卒業。 学生時代から八神純子などのサポートメンバーを務めることにより、ポップミュージックの魅力を改めて知る。

大学卒業後スタジオミュージシャンとして6年ほど様々なレコーディングに携わる。
23歳の時に自身が起こした自動車事故によってムチウチ症となり、その苦しみから逃れるためシンセサイザーで「眠るための音楽」を作曲し始める。

その後「眠るための音楽」は自分自身のソロ楽曲として書きためられ、1986年『ハーフインチデザート』(Halfinch Dessert)でソニーからデビュー。
以後、クラシック、ポップス、ロックなど幅広いジャンルで演奏・制作活動を展開。作品には映画音楽やテレビ番組の音楽として用いられているものが多く、長年続いているテレビ番組「世界の車窓から」のテーマ曲はあまりにも有名。

また日本たばこピースライト、ギャラクシ−企業イメ−ジのCMにも出演し、多くの人々にその姿と音楽を印象づけることになった。テレビ、ラジオ等に数多く出演しており、スマートな語り口は好評で、FM番組DJレギュラーも6番組の経験があり、現在はFMおだわらで番組「溝口肇のnecoラウンジ」を担当。テレビでは旅番組に数多く出演している。

溝口肇のベーシックは作曲とチェロ演奏だが、デビュー37年の経験は活動の幅や表現方法も音楽だけに留まらず、あらゆる分野での可能性をさらに模索している。 自身の音楽を「心の覚醒」と位置付け、自分自身はもちろん聴く人にとっての何かのきっかけでそして 彼の奏でるチェロの美しさ、そのホスピタリティあふれるサウンドは、ジャンルを越えて多くの人を魅了し続け、ミュージックシーンに独自のスタンスを確立している。
演奏、作曲活動以外でもGRACE MUSIC LABELを主催しており、CD制作、ハイレゾ音楽制作も行っている。
最新鋭レコーディングにも精通しており、現時点でハイレゾ最高峰であるDSDでの制作、配信も精力的に行っている。
また近年ではその録音技術に詳しいことから、オーディオ雑誌にも度々出演し、独特のスタンスでのコメントが好評を得ている。
音楽之友社「stereo」では2023年10月号の表紙を飾る。

代表作品


テーマ曲:世界の車窓から(テレビ朝日1987~)、ソロモン流(テレビ東京)、 ジェットストリーム エンディングテーマ(T-FM2002~)、ヨーロッパ空中散歩(BSフジ 2016~)、シチズンサウンド(J-WAVE 2010~)、時の香り、鳥になる日、2017年伊勢菓子博テーマ、他多数

テレビ・映画・アニメ:東京タワー、オードリー、ビューティフルライフ、星の金貨、ピュア、この世の果て、僕の地球を守って、人狼、エスカフローネ、ときめきメモリアル、他多数

ラジオ(メインパーソナル);溝口肇のnecoラウンジ(2022〜)、コマラジ(2021〜2022)、i-dio PremiumOne(2016~2017)、ラ・ミューズ(TーFM)、アーティスティックナイト(FM福岡)、ポップセンサー(TーFM)、水の中のオアシス(FM横浜)

CM:日本たばこ、TOYOTA、協和発酵KIRIN、MENARD、東レ、BRIDGSTONE、NTTデータ通信、住友3M、JTB、HONDA、アサヒビール、三井海上、積水ハウス、サンスター、三共製薬、ヱビスビール、野村不動産PROUD、他多数

CM出演:日本たばこ「ピースライト」、ギャラクシー企業イメージ