Motel Chronicles


■2006年3月13日

家の梅が満開になりました。
本当に月日が経つのは早いです。
写真を撮っている時にとてもいい香りがしました。
P1010995.JPG
P1010993.JPG

ええっと、平均睡眠時間が4時間くらいになっちゃいました。
今日はもう朝の8時で、まだ寝られません。
何を自分でもこんなに生き急いでいるのか、と悩みますけれど....
先日は佐倉でコンサートをしてきました。
こじんまりとしたとても演奏のしやすい、いいホールでした。
こういうところが東京にもたくさん欲しいんですけれどね....
でも五、十日の金曜日、しかも雨となれば道は混みます。
行きに2時間半以上かかってしまいました。
大阪に行けます....

私はとにかくチェロを練習しないと、すぐ弾けなくなります。
感覚としては寝起きとかお風呂上がりの指、という状態に
一日練習を休んだだけでなります。
ちょっと自分でもおかしいのではないかと思っているんですけれど....
人によってはまったく練習しなくても大丈夫な人がいるんですよね。
こればっかりは何故なのかわかりません。
そう、製作期間中にコンサートのある時が一番練習が大変です。
時間がとにかくないので深夜3時からチェロを弾いている
こともあります。
どうなんでしょうか、こんなので練習と言えるのか
よくわかりませんけれど。
チェロを弾きながら寝てしまっていることも何度もあります。(笑)

写真は相変わらずのリハーサル風景。
ピアノは鈴木ただすけ氏です。
P1010956.JPG
P1010983.JPG
P1010957.JPG


この次は17日に高嶋ちさ子さんのコンサートに、ゲスト出演します。
久しぶりにクラシックを弾かなくちゃいけないんですよ....
メンデルスゾーンのピアノトリオ。
しかも高嶋さんが忙しいので練習なし。
信じられん....
もう間違えても知らないからねぇ〜、と念を押してあります。(笑)
学生時代に一度くらいは弾いた記憶があるのですが、それでも
25年前ですから。
しょうがないのでCDと一緒になって弾いて練習しています。
結構、寂しいです。(笑)

久しぶりにクラシック曲を弾くと、演奏よりも曲の構成だとか
アレンジとかがすごく気になります。
メンデルスゾーンのアレンジがどうのこうの、ではおこがましいですけれど。
学生時代、楽曲分析というまったく意味が分からない授業がありました。
私が受講したものは「火の鳥」。
なんだかこじつけ、というか本当にストラビンスキーはそうやって考えて
作曲をして、この和音を作ってこのリズムにしたのか???????と
ちょっと首ばかりかしげていました。
分析ですから言葉で音楽を説明するわけで、まぁ大変なのはわかるのですけれど...
いざ作曲する立場になると、あんまりそんなこと考えていないものです。
でもクラシックの大作曲家たちは、全部言葉で説明出来るくらいのことを
頭で組み立てていたのでしょうか...

話はそれましたが、演奏をしていても今自分はこういう位置にいるから
こういう音を出さなければいけない、という結構面倒くさい考え方をします。
最近のサッカーの考え方に似ているでしょうか...全然違うか....
そう、最近思うのは作曲と演奏を一緒にやるというのは、もちろん
プラス面もあるけれどマイナス面がちょっと、と考え始めているところです。
何か違う仕事でもしましょうか?
いえ、出来ません....

違う仕事ではないですけれど、レギュラーといわれる仕事をしてみたいですね。
いつも同じ時間にその場所へ行く、とか、毎週ある時間に演奏があるとか、
ラジオのパーソナリティとかもやってみたいですね〜。
この滑舌の悪さではダメでしょうけれど。
最近テレビよりもラジオを聞くほうが楽しいです。
とにかく家に一日中いるのが辛くなってきました。
さてさて。


そういえば、食事のことを書いていたら「イスラエルのご飯」という
確固たるものがない、というメールをいただきました。
そうでしたっけ....?
いい加減ですからちゃんとしたことは言えないのですけれど、私は結構
イスラエル料理というものをたくさん食べてきましたが、
あれは違ったのかしらん...
あぁ、気になるなぁ。(笑)
パリではよくイスラエル人街に行って、ピタパンサンドとか
ファラフェルとか食べます。
イスラエルではちょっと名前を忘れましたが、前菜が10皿くらい出されて
それを小さく切られたパンと一緒に食べるものが美味しかったですね。
トルコ料理の前菜と少し似ていました。
あまりにも美味しすぎて、いつもメインまで辿り着けないという状態でした。
あぁだから覚えていないのかな....
コーヒーが確かトルココーヒーで、底に粉がたまっている状態の
すごく苦いものだった記憶があります。
イスラエルの何とかという古い街には名物があって、それは湖の魚を
塩焼きにしたものでした。
わざわざ食べに行きましたもの。(そのわりには全てを忘れている...)

あぁ、また話が止まらなくなる〜。