Motel Chronicles


■2006年1月31日

先週の土曜日にピアニスト木住野佳子さんのライブに、ゲスト出演
させてもらいました。
場所は六本木のスイートベージル。
そういえば昔はニューヨークにもありましたね〜。
演奏はとても楽しかったです。
ストリングスカルテットの皆さんもすごく音が良くて、ステージ上で聴いた
カルテットのサウンドで、今まで(仕事を始めてから30年以上?)で
一番良かったと思います。
ベースもドラムもみなさんバランス良く、素晴らしかったです。
トークで私は笑わせるつもりなんてまったくなくて、どちらかと言うと
早く演奏をしたかったくらいなのですが、どうも私が喋るとお客さんが
受けるんですね...
自分でも不思議なんです。
そのつもりがないから、かえって面白いのでしょうか?
木住野さんとは古い付き合いなので、いろいろ昔話とか彼女の音大時代の
専攻がピアノではないということ等々、ばらしまくってしまいました。
ちょっと喋りすぎたかなぁ...
最近、FMラジオのゲストに出てもおしゃべり上手ですね〜、と言われて、
イヤではないのですけれどチェロも褒めて欲しいなぁ、なんて...

木住野さんとは同じ年齢です。
営業妨害になるからあんまり書きませんけれど、彼女、写真写り
いいんですよね。
彼女のデビュー当時から、そう思っていました。
とっても綺麗で言葉悪いですけれど「いい女」という感じなのです。
昨年出したアルバムジャケットもすごくいいのです。
(ちょっと若すぎる感じがありますが...これも現代のテクノロジー
なんでしょうか?)
でもしゃべるとね〜、いきなり下町のおばちゃんになってしまうので...
いや、このギャップが好き、という人もたくさんいるとは思うのです。
私もそのひとりですけれど...


さて、なんだか寂しいですね〜、コメント欄...
ちょっと書き込みの注意事項、厳しく書きすぎましたか?
それにしても全然書き込まれないのはとっても寂しい限りですが、
まぁこれが私のホームページの現状でしょう。
自業自得、いや身から出た錆、藪蛇といった感じでしょうか。(笑)
でもプレゼントの応募とかは結構来ますから、どうなんでしょうね...
判断に迷います。

でもコメントを書いていただいた、お二人。
本当に感謝しております。
ありがとうございました。
記念すべきお二人であります。
このうれしさと、ご恩(?)は忘れません。(笑)

さて、いつも元気でいられれば人間ラクチンなのですが、
そうも言っていられないのが人生です。
他人から見るのとその本人自身の内情は、結構同じようで
違うこともあります。
なんて幸せそう、なんて才能あふれて、なんてお金持ち等々芸能人や
すごく近くの友人を見ても、ついそう考えてしまいがちですが、
本当はどうなのでしょう。
人にはそれぞれいいことも悪いことも、いろんなものを持っていて
見た目は本当の姿とは違うのかもしれません。
いや、本当の姿とはなんでしょうか?
自分自身が考えていることさえ、じつのところ偽りかもしれません。
では何に対して真実で何に対して偽りなのか。
自分の考えなんて、すぐ変わってしまうことがあります。
さっきまで考えていたことが間違っていたとハタと気がつけば、
頭の柔らかい人であれば、すぐに考えを変えることでしょう。
まったく正反対のことを言い出すかもしれません。
ではどれが真実となるのでしょう....
その人のどの時点が、真実と言っていいのでしょうか....
それでは私の真実は?
私が今考えていること、思っていること、それは私にとって、
私の周りにいる人たちにとって真実となりえるのでしょうか?

音楽にも答えがありません。
一生懸命探すしかないのですが、それも例えば今のような制作中に答えが
見つかればいいのですが、そうでなければ失敗作になってしまいます。
後で訂正することも出来ません。
でも、何処かで答えを見つけて考えを変えた瞬間、その人は正しい
選択をした人となるのでしょうか....

いやぁ、久しぶりに愚痴になってしまいました。
こういう禅問答みたいなことを考え始める時は、大抵落ち込む
前段階なんですよね〜。(笑)
毎日コンピューターの前で一日中座っていると、ちょっと気が
弱ってきますね。
ジムでトレーニングをして身体を動かせば、
元気も出てくるでしょうか.....

コメント欄はやめることにしました。(トホホ...)
自分がこういうことをたくさん気にするタチだとは、ちょっと
意外でしたが。
そう、ホームページを立ち上げた時はたくさんの人に見て欲しい、
という気持ちでいっぱいで、有名な検索ページにはわざわざ
登録をしたものでした。
現在では最初のような情熱もなくなりましたが、続けている楽しさは
充分にあります。
でもこうやって好きなことを書いているけれど、いったい誰に対して
書いているのだろうという疑問も大きくなったりで、続けることが
難しく感じる時もあります。
そこでコメント欄というのを作って自分なりの気分転換、方向確認を
してみたのですが、まぁ人生うまくいかないものです。(笑)
(本当に書き込まれたお二人には感謝しています!!)
たぶん、書き方がまずいんだと思うのですけれどね。
友人からも先ほど「書き方に隙間がない」と言われました。(笑)
そういうスタイルが溝口さんぽいとも、褒められておりますが...

でもこれでも、このページも言葉遣いとか書く内容など、
すごく気をつけています。
そのいう配慮から書かないこともたくさんあります。
よく言われる真面目で優しいというイメージにも、まぁ嘘はない
でしょうけれど、しかし人はそれだけではありません....
マネージャーには平気で悪態つきますし(岡部さん、ごめんなさい〜)、
運転中の私の独り言はピーッ!!音連発の放送禁止用語の嵐であります。
(ちょっと嘘、でもマナーが悪い運転が多すぎ!!)
最近、好き放題に書いてみたいなぁ、とも考え始めていて、
裏・溝口肇みたいなダークな世界を展開したらどうなるんだろう、と。
高嶋ちさ子さんのブログとか見ていると、ほう、ここまで書いていいの?
というくらいはち切れております。
ちょっと羨ましいような。
まぁ私が書いたらもちろん、一般公開なんてしませんけれど....
でもそれじゃぁ誰が見るんでしょう。(笑)
会員制ですか?
今度は入会希望数とやらを気にしてしまいますね。
たった15人しかいない....なんて落ち込んだりして。

あぁ今年はデビュ−20周年の年なのに、こんなこと考えているなんて
なんだか悲しすぎる....
仕事しなくちゃ。