Halfinch Desert
- パラレルワールド
- 西からの夢
- パラソルの下で
この楽曲は、芸大の卒業演奏会でカラオケを使って演奏しました。
若き日の良い思い出です。
チェロの一人多重録音という、今の私を形成している画期的な曲でした。
この曲のイメージで、というコマーシャル音楽の作曲依頼が数多くありましたが、本田のオートバイ「リード」のコマーシャル音楽に使用されました。
ただ、コンサートで演奏した記憶がありません。
このアルバムに入っている曲は、表そうとしているイメージが僕の中で非常に強くて、 でも、それがみなさんまで伝わっているかというと、そうではないようにも思えます。
小さな世界でくるくる回ってしまって、そこから出られないような。
自分自身やはりそのへんが見えてしまうのと、作曲、演奏、アレンジ、などの幼稚さが やりきれずに、冷静さをもって自分の曲を聴くことが出来ません。
まぁ、過去のこととして許していただくとして・・・。
この曲は笹塚のマンションから毎日見ていた風景が、もとになっています。ピアノ可の マンションだけれど、横を甲州街道、中野通り、首都高速が通る最悪の立地条件の中、 西の空は美しかったのです。そのころ、ジャワなどのアジアに憧れていたせいもあり、 その方向から来る天気に自分の精神が左右される喜び、等々。
住む家は大事です。
レコーディング時の話。
『パラソルの下で』は、スタジオの空調が寒くて、チェロを弾くときクーラーの風が体に 当たらないように、傘を差していました。
写真も残っていてなかなかかわいいのですが、今考えると部屋の中で傘をさす、 などと、とんでもないバッドラックをしてしまったわけでした。
でもいつの間にか、それがタイトルとなりました。