Motel Chronicles


音楽鑑賞

2010-5-1

私は普段音楽を聴くことがほとんどありません。
聴くというのは、もうちゃんと聴くことであって、なかなか「ながら」では聴くことが出来ないのです。
ちょっと面倒くさい性分….(笑)
ステレオの前にいる、コンサートに行く等々、聴くという行為はちゃんとした限定された設定上の
延長線上にあって、ながらではないのです。
友人DJがラジオでしゃべっているときも、真剣に聴いてしまいます。
なので長く聴くと疲れてしまう….

もちろんソニーがウォークマンを世に出したときは、真っ先に買いました。
つい先日まで第1世代のカセットウォークマンを持っていたくらいですから。
今でもiPodで音楽を聴きながら散歩をすると、世の中ちょっとだけ変わって見えて面白いものです。
でも、普段は何だかもったいない、つまり街の音を聴いた方が面白いかなと思って、ほとんど使いません。
レストランやカフェで音楽が流れているのも苦手。
あの大型家電店のテーマ曲がエンドレスで流れているのは、もうほぼ拷問ですね。
店内で働いている人達がよく大丈夫でいられるのが、ちょっと不思議だったり….

つまり音楽を聴くときは、仕事で資料を探しているとき、自分の曲を制作しているとき、そして
ちゃんと音楽を聴くために聴くときです。
ちゃんと聴く時はiPodとかPCに入っている2万曲から選んで聴くのではなく、アナログレコードで聴きます。
もう儀式のようですね。(笑)
片面20分くらいで裏返さないといけないのがちょっと面倒ですが、良いレコードはあっという間に時間は
過ぎてしまいます。
そう、真剣に聴く音楽はほとんどがLPレコードなのです。

CDは2000枚くらい持っていましたが、離婚を機に全部置いてきました。
ちょっともったいなかったなとも思いますが、部屋に入らないのだからしょうがないです。
まぁそのCDはほとんどをiTunesに入れていますが、最近ノートパソコンを変えたのをきっかけに、
その2万曲近いライブラリィを整理して、ジャケットの写真を一生懸命ウェブで拾ってきています。
iTunesでもジャケット写真はもらえるのですが、私が持っている変なCDはダメです。
曲タイトルでさえ拾えないものが多いのですから….(泣)

整理しながらつくづく思うのが、音楽はジャケットで覚える、ということ。
PCの文字だけ見てもどうもしっくり来ないのです。
30年前渋谷のタワーレコードなどでジャケット買いをするとき、ストストストッとLPのジャケットを
めくるように見ていくわけですが、あれに似ているかもしれません。
ジャケット写真をそろえていき、それをぱらぱらとめくっていくだけで、その内容がほぼわかります。
人間ってすごいですねぇ。
今はLPの30センチ角の大きさではなく、12センチとだいぶ小さくなりましたが、それでも
ジャケットから来る音楽のイメージは大きいです。

私が持っているレコードは300枚弱でしょうか….
でももう聴くものは決まっています。
荒井由実やカルロスジョビン、ジェフベック、チックコリア….
聴くと必ず泣いてしまうアルバムもあります。
そして10代の頃に買ってものすごくはまっていたのに、未だに聴いていない一枚は、
赤い鳥の「竹田の子守歌」。
何故だか何かを壊しそうで、まだ聴くことが出来ないのです。